大人ならばやってはいけない別れ方
恋人にフラれることが辛いのはもちろんですが、恋人に別れ話を切り出すというのも違った意味で精神的に辛いものです。
相手にいつ言おうか?
どんな言葉で伝えたらいいのか?
と、若い頃はよく分からなくて、随分と悩んだ経験が私にもあります。
今ではそれなりの対処が出来るようになりましたが、相手を傷つけないようにしようとした別れ話が、実は「やってはいけない別れ方だった」なんてこともあったりします。
また、男性が振る場合と女性が振る場合の違いによっても「やってはいけない別れ方」は違うのです。
この記事では、そんな「大人ならばやってはいけない別れ方(男女別)」について解説していきたいと思います。
10代の頃の恋愛であれば、恋愛経験が少ないので相手を傷つけてしまう別れ方をしてしまう確率が高くなってしまうものです。
しかし、20代以降の恋愛であれば、ある程度の経験も積んでいるはずなので、「上手に別れる」ことを考えなければなりません。
いつまでも子供の恋愛の延長線上のような別れ方をするのではなく、「大人な別れ方」をすべきなのです。
それでは、ここからは男性と女性双方の「大人他やってはいけない別れ方」を解説していきましょう。
男がやってはいけない別れ方
都合の良い関係を求める為に愛情があると見せかける
男性は、性的な目的や寂しさを埋める為に、「いつでも会える元カノとしてキープしておきたい」と考えてしまう傾向にあります。
「恋人としては一緒にいられないけど、好きな気持ちはあるから」というニュアンスの言葉で「都合の良い女性」というポジションに持っていこうとするのです。
確かに、そういった女性の存在があれば性欲を満たしたり寂しい時にも女性と遊べるというメリットはありますが、これはお互いにとって良くない状況と言わざるを得ません。
一人の常識ある大人として考えれば、一人の人を愛すために「都合の良い女性」は必要ありませんし、女性としても都合の良い存在では新たな幸せをつかむことができません。
お互いの未来を考えれば、きっぱりと別れてあげたほうが良いと言えるでしょう。
高圧的に別れを切り出す
彼女に対しての興味がなくなってしまったり、違う女性を好きになってしまったなどの場合、どうしても別れ話の対応が冷たくなってしまうものです。
女性側が、それでも別れたくないというスタンスの場合、非人道的な言葉を使ってしまうなど高圧的に別れ話をしてしまう可能性もあります。
しかし、ただでさえ力の強い男性に高圧的に別れを告げられると、女性側は恐怖を感じてしまいトラウマになってしまったり男性不振に陥ってしまうかもしれません。
もしも彼女に対しての愛情がなくなってしまっていたとしても、高圧的にならないように大人の男性として冷静に別れ話をするべきなのです。
女がやってはいけない別れ方
期待をもたせるような優しさを出す
自分から別れ話をする切り出す際に、罪悪感からきっぱりと別れたいと言えない女性は結構多いものです。
もしかしたら罪悪感ではなく、本当に彼氏に対しての好きという気持ちが少し残っているから「まだ好きという気持ちはあるけど」という言葉を口にしてしまうこともあるでしょう。
しかし、多少なりとも「好き」という感情を表に出してしまった時点で別れ話が上手くいかなくなってしまう可能性が高くなってしまうのです。
なぜならば、「好きという気持ちが少しでも残っているならばまだやり直せる」と彼氏に希望を抱かせてしまうからです。
もしも彼氏にポジティブな気持ちを伝えたいのであれば、「感謝している」というようなニュアンスで伝える方が良いでしょう。
少しずつフェードアウトする
別れを決断した時、少しずつ距離や時間をおいてフェードアウトしながら別れようとする場合がありますよね。
少しずつフェードアウトしていけば、「彼の気持ちも少しずつ冷めていくはず」と思いますよね。
しかし、実はこの方法は逆効果となる可能性が高い別れ方なのです。
男性は元々獲物を狩るという「狩猟本能」がある生き物です。
恋人として自分のテリトリー内にいた人がそのテリトリーから少しずつ離れていくことがわかれば、狩猟本能が掻き立てられてしまうので、逆効果となってしまうのです。
最悪の場合はストーカーなどになってしまうリスクもありますので、フェードアウトという選択肢は避けたほうが良いと言えるでしょう。
筆者の別れの体験談
私はなかなかはっきり言えず、一緒に居ても無口になったり、電話で居留守を使ったりしていたことがありました。
ダメダメですよね^^;
「はっきり言ってくれよ!」と言われてその時気づきました。
普通に別れたいってことだけでもショックを受けるだろうに、私のとった姑息な態度はそれ以上に彼の心を傷つけていたんだなって思いました。
別れを切り出す方も何日も悩んで、悩んで考えてけっこう勇気がいるものです。
それでも、しっかり伝えることが最後の思いやりなんだと思うようにしています。
まとめ
今回は、「大人ならばやってはいけない別れ方(男女別)」について解説してきました。
恋愛を終わらす別れ話は、ハッピーな内容ではない為難しいものです。
男性としては
「都合の良い女性としてキープするような別れ」
「高圧的に別れ話をする」といった方法は避けるべきです。
また、女性としては、
「罪悪感からきっぱりと別れると言えない」
「少しずつ距離や時間をおいてフェードアウトする」という別れ方は逆効果となってしまう可能性があるので、はっきりしてあげた方が結果的にはお互いのためには良いのでしょう。