大人の女性として別れ方をきれいにしたい
お別れは誰もが幾度となく体験することです。これは生まれて来た以上避けられないイベントなんです。
恋愛においても、いつか終わりが来るものです。
振り返ってみると、胸の奥が”チクン”と痛むような、苦い別れ方をしたのは1度や2度ではないな。あの時、私がもう少し大人だったら・・と今でも心残りな別れを思い出すことがあります。
縁あって出会い、その期間を共にしてきた恋人との別れは「新たな旅立ち」の時とも言えます。
大人の恋愛は終わり方こそ美しく終わらせて、お互い気持ちよくリスタートしたいものですよね。
しかし、「お互いが納得して前を向けるような状態」ではないカップルも多いはずです。
そんな時でも大人の女性として、せめて別れるその瞬間だけは、きれいに終えられるように気を使ってあげたいところ。
この記事では、そんな「大人の女性が実践するきれいな別れ方」について解説していきたいと思います。
別れ方をきれいにすることで得られるメリット
別れることはもう決まっているのだから、きれいでなくても、別れ方なんてどうでもいいんじゃないか?と考える人も居るでしょうね。
でも、私は後悔しました。
縁あって出会い、良いこともたくさんしてくれてたお相手です。
別れる時に残念な別れ方をすると時間が経ってから波のように押し寄せてくるんですよ。自己嫌悪というネガティブな感情が・・。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉がありますが、上手に別れることができないと、それまで付き合ってきた期間すべてがネガティブなカラーに塗り変わってしまうこともあります。
お相手の方にも同じ事が起こるでしょう。
彼氏との共通の友人達にも会いにくくなってしまいます。
さらに、彼氏の方から別れを切り出してきて別れ際にジタバタしてしまうと、「大人なのに好きな人を困らせてしまった」と自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。
大人の女性としてきれいに別れることができれば、様々な面でメリットがあると言えます。
・付き合ってきた期間を「良い思い出」にできる
・彼氏との共通の友人などとの関係も継続できる
・別れた彼氏が「良い友人」になる可能性もある
・「良い別れ方ができた」と気持ちをポジティブに切り替えることができる
・将来的に復縁できる可能性も残る
以上のようなことが挙げられます。
お互いの今後をポジティブなものにするためにも、こういった「大人の別れ方」は重要なのです。
大人の女性がすべき「きれいな別れ方」3つの提案
「大人の別れ方」「きれいな別れ方」と言っても、具体的にどのようにすれば良いかわからないという人も多いかと思いますので、1つずつ解説していきましょう。
きれいな別れ方をするためにどう振る舞えばいい?
感情に任せて話さない。冷静に筋道を立てて話すこと
男性であっても、まだあなたのことを深く愛している場合、愛情がたっぷり残っているわけですから、泣いてしまう男性も少なくはありません。
だからといって、情に流されず別れるという決断は緩めてはいけません。
たとえ相手が感情的になったとしても、自分は落ち着いて話をして分かってもらいましょう。
感情を抑えるには、声をいつもより低いトーンで話すと良いでしょう。
喧嘩別れだけは避ける
もし話し合いの状況が悪化して別れの流れになったら、少しだけ期間を空け落ち着いて別れ話をしましょう。
感情だけで、やりあってしまう収拾ががつかなくなります。
男女の恋愛において、様々な理由で関係が悪化すると「怒り」や「憎しみ」「嫉妬」「失望」といった負の感情で心が支配されてしまいます。
関係の修復が不可能でお別れが避けられないとしても、少しだけ期間を空けることで冷静に話をすることができます。
たとえ、相手がどんなに怒っていても 泣いていても、あなたまでが感情につられてしまわないよう冷静な面持ちでいてください。
きれいに別れるためには冷静に話ができる環境作りが大切です。
別れる理由を明確にしたいという人はいますが、「他に好きな人が出来た」とか、何もかも正直に言ってしまっては角が立ったり相手を傷ついてしまう可能性もあります。
話が出来なくなってしまうこともあります。
恋愛において一番記憶に残るのは別れの場面であることも多いのです。
傷つけるような言葉を使ってしまうとその男性は思い出すたびにその言葉たちが脳裏をよぎってまた傷ついてしまいます。
別れの理由をはっきりと伝える必要はありますが、それよりも別れることが「お互いの為」というスタンスで話すことがきれいな別れをするためには重要なのです。
もちろん、なぜお互いのためになるのか?という説明はしっかりしてあげないといけません。
「あなたと出会えて良かった」と感謝を伝える
別れ際に相手に感謝を伝えるのは、きれいに別れる為に一番重要なポイントと言えます。
もしもいろいろと思うことがあったとしても、すきでお付き合いを始めて良い思いでもたくさんあるはずなので、「今までありがとう」という言葉を伝えたほうが良いでしょう。
「あなたと出会えて良かった」
この言葉を使うことで相手の男性の気持ちをポジティブにしてあげられますし、時間が経ってから「良い恋愛だったな」と感じてもらえるはずです。
大人の別れにふさわしいLINEの例文
近年ではLINEで別れ話をする男女も増えてきています。
LINEのトーク機能を使う場合には、どうしても顔が見えない状態なので文章に気を付けなければなりません。
また、最後の最後まで絵文字やLINEスタンプを使ってしまう人もいますが、やはり「別れ話」という重い話をする時には絵文字やスタンプを使わずに文章だけで伝える方が良いでしょう。、
そして、長々と別れを決断するいきさつや今の気持ちなどを説明するのも避けたほうが良いでしょう。
その長い文章の中に、相手を傷つける部分や誤解を招く部分が入ってしまう可能性があるので、適度な長さで要点をまとめて伝える方が効果的です。
もちろん、LINEであっても前記したように「少しだけ期間を空けてから別れ話を切り出す」「お互いの為というスタンスで話す」「感謝を伝える」といったポイントを忘れてはいけません。
別れ話をLINEでする場合の例文をあげておきます。
“最近はお互いうまくいかなくて○○君も疲れちゃってると思うけど大丈夫?
前に話をした通り、やっぱり○○の部分でどうしても気持ちを維持できなくなってしまってるから、私はお別れをしたいと思っています。
長くお付き合いしてきたから、○○君の良いところもいっぱい知ってるから、感謝の気持ちはたくさんあるんだよ。
〇〇君が良ければ、また友達のような関係からリスタート出来たらいいなと思っています。
LINEでこんなこと伝えてしまってごめんね。
直接話し合う方が良ければ予定空けるからね。”
※あくまで一例ですので、あなたらしい言葉を存分に盛り込んでくださいね。
お別れした直後の気遣い
これは個人の性格や受け止め方にもよっては、”押しつけがましい”、”もう終わったのだからひつこいよ!”となる場合もあるので、絶対必須の条件ではありませんが、メンタルが弱っていそうな相手にはケアしてあげても良いかも。
LINEの一例としてあげておきます。
この前は私の思いを受け入れてくれてありがとう。
恋人としては別れることになってしまったけど、○○君と出会えて本当に良かったと思っています。
これからも素敵な思い出として大切にしまっておきたいです。
これからが別々の道を進むことになるけど、体に気を付けて頑張ってね。
本当に、今までどうもありがとう。
あくまで一つの例文となりますが、相手を傷つけない言葉で感謝の気持ちも入れた文章を送ることができれば、きれいな別れができる可能性は高くなるはずです。
まとめ
今回は、「大人の女性が実践するきれいな別れ方」について解説してきました。
・付き合ってきた期間を「良い思い出」にできる
・彼氏との共通の友人などとの関係も継続できる
・別れた彼氏が「良い友人」になる可能性もある
・「良い別れ方ができた」と気持ちをポジティブに切り替えることができる
・将来的に復縁できる可能性も残る
きれいな別れ方をすることで、このようなメリットを得ることができます。
もしも恋人との別れのタイミングがきたとしたならば、ぜひ大人の女性として冷静に別れ話を進めていただければと思います。