別れ話は会わずにLINEで済ませられる時代
スマホの普及によって恋愛事情にも様々な変化が起こっています。
そのひとつに別れ話のあり方です。
昨今では「LINEでの別れ話」をすることも珍しくなくなってきました。
別れを切り出す側としては便利になったのでしょうか。
直接会って行う別れ話よりかはライトな雰囲気ではあるものの、受け取る側は「既読無視」をしてしまう人もいるようです。
「なんで無視するの?」って相手に問うのも気の毒なのかも知れませんが、とりあえず何かしらの反応が欲しいですよね。
この記事では、そんな「LINEでの別れ話を既読無視する心理」について解説していきたいと思います。
また、「LINEで別れ話をする際の注意点」や、「そもそもLINEでの別れ話はありなのか?」というポイントについてもお伝えしていきます。
LINEでの別れ話を既読無視する心理
別れ話をLINEでもちかけられ、既読したまま返事をしない、いわゆる既読無視。
LINEをした方は「怒ってるのかな?」「返事できないほどショックだったのかな」いろんな想像をしてしまい、きっと多くの方が戸惑うことでしょう。
別れ話を既読無視する理由「きっとこんな気持ちなんじゃないか?」を考えてみました。
1、現実が把握できずにフリーズしている
もっとも多い理由がこれではないでしょうか。
人は突然想定していないことが起きると全く反応できなくなってしまうものです。
恋愛がうまくいっていない期間が続き、何となく「別れが近いのかも」と感じていれば「とうとう来たか」「やっぱりな・・」のような諦めの境地に立つことも出来るのでしょう。
ですが、そういった気配もなく急にLINEで別れ話を切り出されると頭の中が真っ白になってしまう可能性は高いと言えます。
“どう対応していいのか分からない”というのが当てはまっているのかも知れません。
2,プライドが許さないから
別れ話を先に切り出され反応するのはプライドが許さないタイプの人も一定数居るでしょう。
心理学的な側面で考えてみると、既読無視をすることでイニシアティブ(主導権)を渡さないようにしているということも考えられます。
プライドの高い人ほどこういった心理によって「無反応」を装ってみるものです。
もしも返信をしてしまえば、その時点で「別れ話を切り出された側」になってしまう為、あえて反応せずに不利な状況に身を置かないようにしている可能性が高いでしょう。
3,既読無視は暗黙の了解
悔しいけど、別れを切り出されるのは薄々わかっていた。という人もいるはず。
だから、『わざわざ返事なんてしない。それが私の最後の意地です!』のような意思表示とも受け取れます。
私は納得して別れるわけじゃないわよ!って言ってやりたいけど、沈黙をもってそれを伝えたのです。
4,「かまってちゃん」の場合は本気ではないと思われている可能性あり
いわゆる「かまってちゃん」がLINEで別れ話をする際は、「本気で別れる気がないのに別れ話を切り出してきた」と判断されて既読無視されてしまう可能性があります。
特に、過去にLINEで別れ話を切り出したにもかかわらず本気ではなかったというやり取りがあった場合は、「またか」とスルーされてしまいがちです。
後になって「あれ本気だったの?」って焦りまくるパターンですね。
そもそもLINEで別れ話ってありなの?
ありか?なしか?で言えばありですね。現実的には既に多くのLINE別れが怒っているわけです。
世の中の男女がLINEで別れ話をするようになってきたのは、つい最近からの傾向です。
特に恋愛をそこまで重く捉えない若い世代の男女に多く、「実際に会って別れ話をするのは気まずい」という理由から、意外に多くの男女がLINEで別れ話をしているようです。
しかし、私個人の意見としてはもし本気で恋愛をしているのであれば、実際に会って別れ話をした方が良いと思っています。
自分もそうして来ました。
なぜならば、LINEのトークだけでは別れを決断するに至った感情のすべてを正確に伝えることが困難だからです。
もしかしたら相手はこちらからの別れ話のLINEに心を痛めて既読無視している可能性もあります。
ですので最後のお役目というか、けじめとして直接会って言葉なり態度でフォローしてあげたい気がしますね。
会えないにしても電話で声をかけてあげるのも良いかなと思います。
LINEで別れ話をする時の注意点
もしも実際にLINEで別れ話をしたいと感じたのであれば、以下のようにならないように気を付ける必要があります。
・相手が忙しい日や時間帯を避ける
相手が忙しい日や時間帯に別れ話のLINEを送ってしまうと、その内容をしっかりと受け止めることができずに混乱してしまう可能性があります。
学校や仕事が終わり帰宅する時間帯にLINEをしたり、休日にLINEをするといった気遣いが重要と言えるでしょう。
・一方的に別れ話を完結させない
なるべく早く別れたいからといって、LINEで「もう別れよう。じゃあね」というように一方的に結論を押し付けるのは良くありません。
もしも愛情が完全になくなったとしても、恋愛をしてきた相手に対しての最低限の気遣いをするのは大人の礼儀ではないでしょうか。
別れ話のもつれから事件に発展する事例が増えてます。
DV気質、情緒不安定な相手との話し合いには十分な配慮が必要です。
まとめ
今回は、LINEでの別れ話を既読無視する心理について解説してきました。
- 現実が把握できずにフリーズしている
- 別れ話を先に切り出され反応するのはプライドが許さないから
- 暗黙の了解
- 「かまってちゃん」の場合は本気ではないと思われている可能性あり
別れ話を既読無視するのは、上記のような理由である可能性があります。
LINEでの別れ話は珍しくない時代と言えますが、やはり「会って別れ話をする」ことが最善の方法と言えるのではないでしょうか。