別れる時に手紙をもらったらどんな気持ち?
恋愛をすれば高い確率で別れが訪れるものですが、別れの時に「手紙を渡したり」「手紙を貰う」というケースもあったりします。
感謝の気持ちを綴る人もいますし、言葉には出せなかった想いを手紙に書くという人もいるでしょう。
手紙って「書きたい」「届けたい」「伝えたい」という自身の強い意思がないとなかなか書けないものだと思うのです。
それだけに受け取る側の反応も様々あることでしょう。
重いと感じる人もいるでしょうし、感動したという人もいるでしょう。
もしも恋人と別れる際に手紙を貰った時、あなたはどんな気持ちを抱くでしょうか?
また、恋人と別れる際に手紙を渡した時、相手にどのような気持ちになってほしいですか?
この記事では、そんな「恋人と別れる時に手紙を貰った時の男女別の心境」について解説していきたいと思います。
別れた時に手紙を受け取った彼女の心境
彼氏と別れる際に手紙を受け取った彼女の心境としては、「驚き」という心境がまず一番に来るはずです。
女性と比べて男性は「手紙を書く」という行為自体をあまりしない傾向にありますし、若年層になればなるほど書く人は少なくなるからです。
しかし、手紙を受け取った「驚き」の後の心境は、その手紙の内容や別れの原因などによっても変わってきます。
喧嘩別れや価値観の違いによる別れの場合
もしも喧嘩別れや価値観の違いによって分かれる場合は、感謝や好きという気持ちを書いても彼女の心に響かない可能性が高いと言えます。
場合によっては「こんな手紙なんていらない」と嫌悪感を与えてしまう可能性があります。
そんなリスクが思い浮かぶのであれば、手紙は渡さずに終わっておいても良いのではないでしょうか。
いや、自分はどうしても書きたい・・というなら「幸せにしてあげられなくてごめん」といったように、「男として幸せにできなかったことを謝罪するような内容」を書いておくと良いでしょう。
その後で感謝や好意を書き連ね、最後に「幸せになってね」と今後の彼女の幸せを願うような内容にすると、「しっかり自分のいけないところを反省しているんだな」と彼女は感じることができ、別れの印象が良くなるはずです。
致し方なく別れなければいけなかった場合
2人とも好きという気持ちがあるのにもかかわらず別れなければいけない恋愛も多いものです。
そんな時の彼女の心境は、「悲劇のヒロイン」のような心境に近いはずです。
もしも別れたくない気持ちがあったとしても、彼氏が手紙で「なんで別れなければいけないんだろう」「辛いよ」というような女々しい文章にしてしまうのはあまり良いとは言えません。
「いつかまたどこかで会えたらいいな」「俺はずっとここにいるからね」というように、ロマンチックな文章を使い「再会を願っている」という印象を与えることで、彼女の「悲劇のヒロイン状態」を更に高めることができます。
こういった内容の手紙であれば、きっと彼女は、「この人との恋愛は特別なものだった」という心境になることでしょう。
手紙を受け取った彼の心境
男性としては、基本的に喧嘩別れ(もしくはすでに他に好きな人がいる状態)でない限り「彼女から別れ際に手紙を貰う」ということ自体に対して「嬉しい」という心境になるはずです。
女性の恋愛は上書き保存の性質があるのに対して、男性の恋愛は「名前を付けて保存」という性質がある為、時間が経った後に手紙を読み返すことも珍しくありません。
女性としては、「あなたを好きになって良かったよ」という言葉や、「付き合ってて楽しかったよ」というような過去を肯定するような文章を書くことで男性の彼女に対する印象はかなり良いものとなるでしょう。
このような内容の手紙を彼氏に渡すことができれば、「自分はダメな男じゃないんだ」という心境となり、おそらくいつまでも特別な女性として彼氏の記憶に残るはずです。
手紙を書く男女の心境
別れの際に恋人に手紙を渡すという行為は、現代では珍しいケースと言えます。
このような行為をする男女は、「一つ一つの出会いを大切にしたい」という考えの持ち主であることが多いはずです。
人によっては、「感謝」を伝えたいと思うでしょうし、「相手の幸せを願う」内容を書く人もいるでしょう。
また、「相手を幸せにできなかった原因」を正直に書き、自分のいたらなさを伝えることで、相手側の気持ちを少しでも良くしてあげようと思う人もいるはずです。
こういった様々な内容の手紙を書くことで、自分自身にも「この恋愛は終わり」という意識を持つことができるのもメリットと言えます。
ピリオドをしっかりと付けることで「前向きな心境」になることができるのです。
復縁するためには手紙は効果的?
前述しましたが 手紙には強い感情が込められているため、別れの原因となったのが、束縛や依存といった類のものであれば、手紙の効果はネガティブなものに働く可能性もあります。
「ひつこい」「重い」です。
それ故復縁では手書きの手紙はタブーとされています。
言い足りなかったことを全て書いて、手紙を渡したらそれで満足。すっきりお別れできそう!そういう意味で渡すのであれば構いません。
しかしながら、少なくとも手紙を渡した方は期待するでしょう。
- 「手紙を渡したんだから、相手も気持ちが変わってくれたかも?」
- 「もしかしたら返事くれるかも?」
なんて都合の良い期待です。
その調子で冷却期間も取らずに連絡して、撃沈してしまった人を私は何十回も見てます。
しなくてもいい失敗をしてしまったんです。
完全に冷めてしまった相手に重い手紙を渡して復縁に有効に働かないのであれば、わざわざ送らない方が良いですよね?
そこに気を使うより、今後を見据えた自分磨きに尽力できるよう早めに切り替える方が効果的ではないでしょうか。
≪迷った時は相談してね!≫
捨てる?とっておく?もらった手紙はどうする?
別れの際に突然手紙を貰うと、戸惑ってしまうものです。
「もらった後、手紙はどうすればいいだろう?」
「受け取らない方が良いかな?」
そんなことが脳裏をよぎるかもしれません。
しかし、付き合った期間やその濃密さは人それぞれですが、「恋人」であったわけですから、しっかりと手紙を受け取り、しばらくは家で保管しておくべきと言えるでしょう。
もしも別れから1年以上経過して、「もうこの手紙は必要ないかな」と感じるのであれば、自分の心境に正直になり破棄するのも良いかもしれません。
まとめ
今回は、「恋人と別れる時に手紙を貰った時の男女別の心境」について解説してきました。
男女ともに、別れの時に手紙を貰うことで「驚く」ことは間違いありません。
LINEや口頭での別れがほとんどである現代においては、確実に強い印象を与えることができるので、別れた後も記憶に残るはずです。
しかし、インパクトが強いがゆえにデメリットもあります。
別れた原因や状況、その後のお相手の精神状態によっては”負のイメージ”がついてしまうこともあり、復縁を希望する方は特に注意が必要です。
ですので、その状況に合った手紙を書くべきと言えるでしょう。
案外一か月後に元カレから連絡が来ることもありますよ♪